
2025.08.07
2025.10.20
世界陸上の熱狂を、デフリンピックへつなげていきたい――
開催1か月前に当たる10月15日(水)に両大会の日本代表を迎え、『TOKYO FORWARD 2025 アスリート特別授業』を開催しました!
授業の先生には、日本史上初!世界陸上・デフリンピック両大会出場の湯上剛輝選手(陸上競技・デフ陸上|円盤投)、3大会連続出場となる東京2025デフリンピックでのメダル獲得をめざす岡田海緒選手(デフ陸上|中距離走)、そして今夏の世界陸上に出場した豊田兼選手(陸上競技|400mH)をお迎え。
湯上剛輝選手
岡田海緒選手
豊田兼選手
特別授業に先立って行われたのは、株式会社アシックスからの日本選手団公式ユニフォームの贈呈式。
日本選手団を代表して岡田選手へユニフォームを贈呈するとともに、初披露となるスタッフ・ボランティア用ウエアを含む公式ウエアが一挙お披露目されました。
お披露目された公式ウエア
今回の特別授業には品川区立八潮学園の小学4年生約140名が参加。
登場した選手のかっこよさにざわつくみんなでしたが、さらに驚かされたのが豊田選手のデモンストレーション! トップアスリートのハードル走を間近で体感しました。
岡田選手からは速く走るコツをレクチャー!
そのためにはまず、怪我をしないように身体づくりから。岡田選手が普段から行っているストレッチを紹介。
身体も温まり、みんなのテンションも上がってきたところで、いざ走り方の伝授へ!
目を輝かせながら一生懸命に取り組むみんな。選手のお手本をもとに、精いっぱいチャレンジしました。
身体を動かした後には、“目でみる”応援『サインエール』にも挑戦!
応援団の奥村泰人さんに「行け!」「大丈夫 勝つ!」「日本 メダル つかみ取れ!」のサインエールを教わりました。
デフリンピックを戦う選手たちへ、想いを込めてサインエールを届けました。
会場となった「大井ふ頭中央海浜公園」はデフ陸上・ハンマー投の競技会場です。そこで、競技開催地を絶賛ツアー中のカウントダウンモニュメントも登場!
デフオリエンテーリングの競技開催地・大島町の子供たちが折ってくれた700羽の鶴と一緒に、選手とみんなからたくさんの折り鶴を入れてもらいました。
最後のトーク&質問コーナーでは、みんなからの真剣な質問がたくさん。アスリートとして大事にしていることや、デフの世界についてなど、いろいろなお話を届けてくれました。
あっという間の時間でしたが、選手たちとたっぷり交流したみんなからは、
『サインエールでいっぱい応援したい』
『きこえない人ともっとおしゃべりしたいから手話言語を覚えたい』
といったコメントが・・・。
たくさんの応援をもらった岡田選手。「みんなの想いを胸に、メダル目指してがんばります!」と決意新たにデフリンピックへ向かいます!!
残り1か月・・・
全身全霊を懸けて臨むデフアスリートに最高の舞台を届けられるように、もっともっと盛り上げていきましょう!!!