
2025.08.07
2025.08.07
拍手。声援。応援歌。
応援に、音は欠かせない。
では、デフスポーツではどうだろう。
アスリートたちに、
その応援は届いているのだろうか。
『サインエール』
それは、音にたよらない応援。
すべての人が想いを届けられるように。
想いは届く。力になる。
一般的にスポーツの応援は声や聴覚=音に頼るものが多く、きこえない・きこえにくいアスリートによる「デフスポーツ」の世界では、観客がアスリートに応援を届ける手段は限定的でした。
実際に現役のデフアスリートからは、「声援は嬉しいがあまり伝わらない」「もしも応援を感じ取れたらもっと力になる」などの声が上がっています。
そこで開発したのが、この『サインエール』。
きこえる・きこえないにかかわらず、全ての人がデフアスリートに想いを届けることができるよう、目で世界を捉える人々の身体感覚と日本の手話言語をベースに創られました。
ろう者を中心にしたメンバーで、デフアスリートたちと共に開発。デフリンピック100周年という節目を機に、東京から世界へ新たな応援スタイルを届けていきます。
Main Film
Behind The Scene
制作者
庄﨑 隆志(しょうざき・たかし)|演出家 | ||
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〈サインエール〉東京から世界に届ける、デフリンピックの応援の型。 |
牧原 依里(まきはら・えり)|5005共同代表 | ||
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初めてこのお話をいただいた時に、視覚で世界を感じる人たちがどんな応援の風景を作っていくのか、とてもワクワクしたのを覚えています。 |
西脇 将伍(にしわき・しょうご)|手話表現者 | ||
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視覚と触覚で世の中を捉える人々の感覚から生まれるサインエールは、聴者でも楽しめる、ろう者にフィットした、新たな応援形だと実感しています。 |
山田 真樹(やまだ・まき)|デフ陸上選手 | ||
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現役選手の視点から、どんな応援が力になるのかを話し合いながら進めてきました。「行け!」や「日本 メダルを つかみ取れ!」など、魅力的な表現のサインエールになったと思います。 ※制作者一覧はページ下部へ |
基本要素
サインエールは、日本の手話言語をベースに複数の動きを組み合わせた、「行け!」「大丈夫 勝つ」「日本 メダルを つかみ取れ!」の3つの基本要素から構成されています。
※「行け!」等のネーミングは、直接的に日本の手話言語の意味を示すものでありません。
行け!
大丈夫 勝つ!
日本 メダルを つかみ取れ!
100年に一度の夢の舞台を戦うデフアスリートへ、応援の気持ちをしっかりと届けられるように。
サインエールは今後、選手や各競技団体へのヒアリング、そして各競技大会での実演を通して、それぞれの競技に合わせた応援方法へブラッシュアップしていきます。
庄崎 隆志|演出家
大橋 弘枝|演出家
西脇 将伍|5005
牧原 依里|5005
和田 夏実|5005
管野 奈津美|5005
長井 恵里 |5005
齋藤 史織|5005
垣内 美音|5005
小林 雅和|5005
奥村 泰人|俳優
那須 映里 | 手話エンターテイナー
森本 有加 | 株式会社プラスヴォイス
日本ろう者太鼓同好会
上田 和摩|NHKグローバルメディアサービス
TBWA HAKUHODO
CUDS(チア!アップ!デフスポーツ2025)
山田 真樹|デフ陸上
佐藤 湊|デフ陸上
中田 美緒|デフバレーボール
長谷山 優美|デフバレーボール
林 滉大|デフサッカー
神初 兼司|元デフ陸上日本代表
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